エンドレスブス2
拝啓
「俺はブスにはブスと言う。誰かが言わないと、エンドレスにブスだから。俺がブスの防波堤になってあげないと。」のホストの人へ
ええ坊や、あなたが言いたいことも分かるわ。
けどね、世の中にはいろんな好みを持つ男がいるの。
老け好きもいれば、ブス好きもいれば、デブ好きもいれば、貧乳フェチもいるの。
ちなみに私はFカップだけど、
オンラインで知り合った男に（変な出会い系じゃないよ！）、
「会いませんか？ちなみに僕、微乳好きです笑」
と言われて、
「ごめんなさい、私、おっぱい大きめです」
とお断りしたことがあるわ。
全然関係ない過去の栄光を挟んでみたわ。ウフフ。
残念ながら最近はめっきり出番がないけどね。ウフフ。
ってやかましいわ。
誰も興味ない私のプライベートを披露して今ちょっと後悔してるけど、
つまり、ブスだからこそ価値がある、そんな関係性もあるってことよ。
ブスの高波に興奮してる男が世の中にいるってことよ。そんなメンズには防波堤なんて不要よ。
そもそもブスの定義って何かしら。
あなたのブスはジョナサンの美女かもしれないわよね。
歌舞伎町みたいな狭い一画に生きてないで広い世界を見なさい。
いいわ、仮に絶対的なブスがいるとしましょう。
でもね、ブスの方が多いから美人が美人として尊ばれるのよ。
ブスは縁の下の力持ちよ。心優しい金太郎よ。
もっと尊んでもいいはずよ。
ブスも誰かの姫、
ブスも誰かの糧、
そう考えれば、
ブスに対してブスと言うことに、
何の意義があるのかしら。
このアホ！
敬具
突然ですが一句詠みます。
このたびは
ぬさもとりあえず
ブスの肩を持ったけど
別に私
ブスじゃないんだかんね！（字余り）
